花の観光スポットとしての環境整備

●要望の主旨

 心癒される花は観光資源として、観光客の集客力とともに滞在時間

 が長いこともあり、経済効果にもつながっています。

  「めぬま」における能護寺のアジサイ・道の駅のバラ・妻沼聖天山の菊花は、正に花の観光スポットと言っても過言ではありません。

  特に能護寺では、アジサイが境内にバランス良く育てられ、さらに鉢植えをワンポイントとして置くなど、見せ方に工夫がなされており、名実ともにアジサイ寺として、鎌倉の明月院とは違った魅力があるとの高い評価が、観光客からいただいております。こうした中で能護寺では、これまでに改善が求められている現行のトイレや好評である休憩所の整備を進めてきましたが、平成30年からは、3年をかけて山門・鐘楼・参道の整備を進めることになっており、さらなる集客につながることが期 待されますので、花の観光スポットとしての環境整備について要望いたします。

(写真 能護寺のあじさい(2018.6.20撮影)

 

●要望の内容

 ① 能護寺における現行のトイレを新たな観光(公衆)トイレとして規模拡充する。

 ② 道の駅「めぬま」におけるバラのシーズンでは、花壇の中に入って写真を撮る人がいるため、土が固くなったり、花を傷めるなど、維持管理面で支障があるので、注意を喚起するスタッフが必要である。

 ③ 道の駅「めぬま」におけるバラのシーズンでは、混雑解消(駐車対策)のために、周辺遊休農地の活用ができるかどうかを、関係土地所有者へ働き掛ける。

 ④ 地域情報発信基地でもある道の駅「めぬま」の東側ホール(1階)では、熊谷市における魅力ある四季折々の風景をアマチャ写真家によって紹介している。

  こうした中で最近、紹介している写真の内容が、熊谷市とは関係のない写真が見受けられるので、当該場所の当初の目的とは変わってきているので、調整する必要がある。

 ⑤ 妻沼聖天山で開催している菊花大会の設営(設置並びに撤去)については、めぬま菊花会々員の高齢化等により大変苦労されており、今後において、めぬま菊花会の存続とともに菊花大会の開催が懸念される。

 こうした中で、めぬま菊花会と交流がある太田市(呑龍様)・みどり市(ながめ)では、菊花大会の設営について、委託業者が全面的に対応しているので、本市も同様の対応を望む。

写真 道の駅めぬまアグリパークバラ園(2018.5.6撮影)